生命の言葉と次年早見表・戌の日|令和7年11月

『野口 英雄』

人生の最大幸福は
円満なる親子・師弟の愛情より
切なるはなく

野口 英雄

日本の医師、細菌学者。一歳半の時に左手に大やけどを負うが、恩師・友人・家族の励ましと援助を受けて苦難を克服する。左手の手術により医師のすばらしさを実感し、医学の道を志す。ロックフェラー医学研究所の研究員として主に黄熱病(おうねつびょう)や梅毒の研究に従事して数々の論文を発表、ノーベル賞候補にも三度選ばれた。昭和三年、西アフリカで黄熱病の研究中に感染し死去。

神道知識への誘(いざな)ひ

酉の市

十一月の酉の日に行われる鷲(大鳥)神社の祭礼行事。酉の日は十二日に一回巡り、初酉を一の酉、次を二の酉、三番目の酉のある年は三の酉といいます。大抵二の酉ですが、三の酉まである年は火事が多いと言われてます。古くは「酉のまち」(まちは祭りの意)といい、現在は「お酉様」と称して親しまれています。
また各所の社寺で鷲神社を勧請したことにより酉の市は方々でみられます。鷲神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀り、武運長久の神として武士の信仰をあつめていました。
酉の市は、鳥(酉)が「取る」「取り込む」に通ずるとして、恵比寿・大黒・おかめ・入船・金銀財宝で飾った熊手を求めて開運出世・商売繁盛を祈願する信仰が広まりました。元来は祭礼の露店で農具などが売られる中で、農具の一つである熊手が「福徳をかき集める」と注目されたことが所以と考えられます。
熊手だけではなく、唐の芋は「子をふやし」「頭になる」との縁起から喜ばれ、粟餅は黄金餅ともいわれ、菓子の切山椒と共に名物の土産物として商われておりました。

令和8年 厄年・八方除早見表のご案内

令和8年 厄年・八方除・戌の日・七五三詣・年祝い早見表を一覧にまとめています。厄除けや八方除、安産祈願などのご参考になれば幸いです。

「令和8年 厄年・八方除早見表一覧」ページはこちらより

「令和7年 七五三詣ご案内│早見表」ページはこちらより

神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり」

11月の「戌の日」| 1日(土)・13日(木)・25日(火)