『王 陽明』 樹を種(う)うる者は必ずその根を培(つちか)い徳を種(う)うる者は必ずその心を養(やしな)う 樹の成長を望む者は 根がしっかりと張るよう初めは余分な枝を切り取り 根に栄養がいくように育てる同じように(学問により)徳を養いたいと望む者は初めにしっかりと志を立て 余計な事に気が取られないようにしなければならない 王 陽明(おう ようめい) 中国、明代中期の儒学者・政治家。名は守仁(しゅじ...
6月29日(日)午後5時斎行 日々の生活の中で知らず知らずのうちに受けてしまった罪や穢れを、人の形をした「形代(かたしろ)」に移し祓い清めることで、明日からの生活を清々しい心で過ごせるよう、お祈りする神事です。当日はどなたでもお祓いを受けられますので、是非ご参列下さい。夏越の大祓では「茅の輪」が境内に設けられ、茅の輪をくぐれば諸々の災いを免れるという言い伝えがあります。 お祓いの所作 夏越の大祓の...
『本田 親徳』 往き環り 足踏むごとに産土の 神の恵みを思へ世の人 家路の行き帰りその都度、大地を踏みしめて生活するものとして大地の神様の恵みを忘れてはならない。 本田 親徳(ほんだ ちかあつ) 明治時代の神道家。文政五年(1822)一月、薩摩国川辺郡加世田郷武田村(現鹿児島県南さつま市)の本田主蔵の長男として生まれた。幼少期は漢字と剣術を学ぶ。天保十年(1839)十八歳のとき、会沢正志斎に入門。...
6月5日(木)午後4時斎行 御祭神 水無月初巳の日に執り行われる嚴島神社のお祭りです。御祭神は、天照御大神と須佐之男命が高天原で剣玉の御誓(うけい)をされた時に御出現になった神々で、三姉妹の女神様です。仏教との習合によって、弁財天女となられ、「弁天さま」としても親しく呼ばれています。弁天さまの神使(しんし)は蛇とされ、毎月「巳の日」にお参りすることで、幸福・財宝を招き、芸道上達、学問の御神徳を持つ...
天祖諏訪神社では、令和7乙巳(きのとみ)年「嚴島神社特別御朱印」を期間限定にて頒布しております。参拝証として授与しておりますので、御朱印をお受けになる際は必ずお参りをしましょう。 頒布期間限定の特別御朱印について 天祖諏訪神社では、例大祭、嚴島神社例祭、東海七福神初詣をはじめとした、神事や行事に合わせ期間限定の特別御朱印を頒布いたしております。特別御朱印については、時期が近くなりましたら「最新情報...
日頃より天祖・諏訪神社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。この度、ホームページを全面的にリニューアルいたしました。 より使いやすいホームページを目指して、デザインとページの構成を見直し、スマートフォンやタブレットでの表示に対応しておりますので、デバイスを問わずにいつでも閲覧いただけます。 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 令和7年5月21日大井神明宮 天祖・諏訪神社
『李白』 天 我が材を生ず必ず用有り 天が自分という人間をこの世に生んだのには必ず用、すなわち使命がある。 李白(りはく) 杜甫(とほ)と並んで中国を代表する詩人。701年中国本土からはるか西の土地、砕葉(すいあぶ)(現キルギス共和国のトクマク付近)生まれ。中国全域を旅し、「飲むからには一気に300杯は飲み干さなくては」等「酒仙」とまで呼ばれ酒を愛していたことで知られ、飲酒を礼賛した詩を数多く詠ん...
『橋本 左内』 志(こころざし)を立つ 橋本 左内(はしもと さない) 天保五年(1834)三月十一日現在の福井藩奥外科医(藩医)の長男として生まれる。名は綱紀(つなのり)、通称を左内とし、号を景岳(けいがく)とされた。安政六年(1859)十月七日斬首の刑に処せられた。享年二十六。十五歳の時、偉人英傑の言行や精神を学び『啓発録』を著した。その内容は「去稚心(ちしんをさる)」「振気(きをふるう)」「...
『書経』 備えあれば患えなし 書経 儒教の経書である『五経』の一つ。中国神話に登場する尭・舜から秦の穆公に至る記録をまとめたもの。古代政治における君主と臣下のやりとりが詳細に記され、多種多様な教訓が示されており、史書としても価値が高い。帝王学の名著であり、我が国でも「昭和」や「平成」など年号の出典として採用されている。 神道知識への誘(いざな)ひ 先祖祭り 人生の四大儀式といわれる「冠婚葬祭」。そ...
『今上陛下』 岩かげに したたり落つる山の水 大河となりて野を流れゆく - 宮内庁 平成二十九年歌会始 お題「野」 今上陛下には、平成二十年五月に山梨県甲府市の笠取山に登られ東京都水道水源林を御視察になりました。このお歌は、その折に、多摩川源流となる、岩から滴り落ちる一滴一滴の水とその先の小さな水の流れを御覧になり、その流れゆく先に思いを馳せられてお詠みになったものです。(宮内庁ホームページより)...