神主さんNews

神主さんニュースでは、「おふだとおまもりのまつり方について」・「授与品のご紹介」・「神主さんに聞いてみたQ&A」をご紹介しています。

おふだ と おまもりのまつり方について

ここでは初詣や普段のご参拝など、神社にお参りをした時に受けたお神札(ふだ)や御守り(おまもり)の祀(まつ)り方についての説明をしております。正しくお祀りし、より御利益や御加護を神様から頂きましょう。

■項目1:「お神札(おふだ)の祀り方について」

・神棚のあるお住まいの方

ご家族の皆様、または個人様が毎日拝みやすい目線より高い粗末にならない場所に神棚をお祀りします。方角については、お神札の正面が南向きや東向きにお祀りするのが一般的です。
神棚にお祀りするお神札は、「天照大御神(神宮大麻)」のお神札をはじめ、ご自分の住む土地をお守りする「氏神様」や、ご崇敬されます神社のお神札をお祀りします。感謝の心をもって神棚にお参りしましょう。

 

・神棚のないお住まいの方

神棚がないお住まいにつきましては、ご家族の皆様、または個人様が毎日拝みやすい目線より高い粗末にならない場所にお神札をお祀りください。
方角については、お神札の正面が南向きや東向きにお祀りするのが一般的です。
神棚にお祀りするお神札は、「天照大御神(神宮大麻)」のお神札をはじめ、ご自分の住む土地をお守りする「氏神様」や、ご崇敬する神社の神様のお神札をお祀りします。感謝の心をもってお神札にお参りしましょう。

※お米やお酒などを神棚の前(またはお神札の前)にお供えできる環境があれば、さらに御利益や御加護を頂けることでしょう。(お米やお酒は毎月1日と15日に新しいものに代えましょう)

 

■項目2:「神棚の種類について」

神棚には、大きく分けて二つの種類があります。一つはお神札をお祀りする扉が三箇所ある場合、そして二つ目はお神札をお祀りする扉が一箇所の場合です。
なお、神棚にお神札が入らない場合は、神棚の脇に立てる等して、粗末にならないようお祀りすることが大切です。

・神棚の扉が三箇所の場合

お祀りする扉が三箇所の神棚については、お神札を並べてお祀りします。中央の扉に「神宮大麻」、向かって右側の扉に「氏神様」、向かって左側の扉に「崇敬神社」をおまつりします。

 

・神棚の扉が一箇所の場合

お祀りする扉が一箇所の神棚については、お神札を重ねてお祀りします。
手前から奥に向かって、「神宮大麻」、「氏神様」、「崇敬神社」の順番でおまつりください。

 

■項目3:「御守り(おまもり)の祀り方について」

御守りは、ご本人様が常に身近に持たれることで御利益や御加護を頂けます。そして、一年間神様にお護り頂いたら、感謝の気持ちを込めて受けた神社へお返しすることが大切です。

 

■項目4:「おふだやおまもりを納めるときの心得」

神棚にお祀りするお神札(ふだ)については、新年を迎える前に受けた神社に感謝の気持ちを込めて納め、新しいお神札をお受け下さい。
それ以外のお神札と御守りは、願いが成就(叶った)した時に納めるのがよいでしょう。そして、御礼参りの祈願をすると更に良いでしょう。

※遠方で受けたお神札や御守りをお返しする事ができない場合は、近くの神社で納めましょう。